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インプラントの耐久性とメンテナンスの重要性
インプラント治療を検討する際に気になるのが、インプラントの耐久性。
ご自分の大切な歯になるからこそ、長きに渡って使いたいものです。
インプラントの耐久性
下記の表は、京都大学口腔外科の過去10年間のインプラント治療成績です。
インプラントの二大メーカーである「ブローネマルクシステム」と「アストラシステム」にて治療を施し、それぞれの部位の累積生着率を表しました。
上顎臼歯部は他の部位と比較すると骨が軟らかいため生着率が低いとされていますが、表を見ると良好な結果となっています。

| ブローネマルクシステム | アストラシステム | |
|---|---|---|
| 上顎前歯部 | 92.3%(104人中96人) | 100.0% (72人中全員) |
| 上顎臼歯部 | 92.1%(79人中72人) | 100.0%(69人中全員) |
| 下顎前歯部 | 100.0%(127人中全員) | 97.4%(39人中38人) |
| 下顎臼歯部 | 95.4%(87人中83人) | 99.2%(127人中126人) |
| 合計 | 95.2%(397人中378人) | 99.3%(307人中305人) |
(2000年11月第4回顎顔面インプラント学会抄録より抜粋)
インプラントのメンテナンス
インプラントはしっかりとケアを施すことで、その耐久性を十分に発揮させることができます。
日頃のブラッシングや定期検診をしっかりと行いましょう。

食後にはブラッシングの習慣を
インプラントは固定式なので、日頃のメンテナンスは天然歯と同様ブラッシングのみで構いません。市販の歯ブラシと歯磨き粉を使い、丁寧にブラッシングしましょう。
歯周ポケット(歯と歯肉の境目のこと)に歯垢が溜まってしまうとインプラント周囲炎(下記にて説明)を引き起こしてしまうので、念入りにブラッシングして下さい。
またデンタルフロスなどの併用もお勧めします。
歯周病や虫歯により天然歯を欠損された方は、今度こそしっかりとブラッシングをして、歯を大切にしましょう。
定期検診
インプラントは天然歯と比較すると歯周ポケットがやや大きいため、しっかりとブラッシングできていないとインプラント周囲炎を引き起こしてしまいます。
インプラント周囲炎は歯槽膿漏と同様に歯茎に炎症を起こし、進行するとインプラントは歯茎から抜け落ちてしまいます。
日々のブラッシングにより予防することができますが、歯周病と同様に自覚症状に乏しいため、定期検診を受けて早期発見に努めることが重要です。
咬合チェック
インプラントは顎の骨と結合しているため、天然歯のように加齢に合わせて歯が移動することはありません。
そのため噛み合わせが変化した時は、それに合わせてインプラントを調整しなければなりません。
この咬合チェックも、定期的に医院で行うようにしましょう。

